女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の11日に放送された第62回の平均視聴率が21・7%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつと雪次郎(山田裕貴)は、咲太郎(岡田将生)に誘われて、劇団「赤い星座」の舞台を見にいった。終演後、咲太郎の案内でなつらは主演女優の亀山蘭子(鈴木杏樹)を紹介してもらった。そして風車に帰っても、なつは興奮気味に亜矢美(山口智子)に話すが、しかし雪次郎は、なぜか冷静で物語について語った。その後、なつは芝居を思い出しながら、白蛇姫のワンシーンを描いた。その後も動画の線をきれいに描く練習をした。会社では、映画が出来上がったことで暇になり、なつは仕上げの新しい仕事のトレースに挑戦した、という内容だった。