ワハハ本舗の「ベストオブ全体公演~ショー・マスト・ゴー・オン~(久本バージョン)」の最終公演が13日、東京・新宿のシアターサンモールで行われた。

創設36年目を迎えたワハハ本舗の過去の演目から、久本雅美(60)がお気に入りの演目を選んで上演した。赤い振り袖姿の久本は「36年は早い。1公演につき20パフォーマンスくらいあるから、約500のパフォーマンスから選びました。まあ、半分くらいは捨てネタなんですが(笑い)。もう60歳ですよ。シワシワに振り袖は無理がある。呪われた日本人形みたい」と話した。

農村ミュージカル、ダジャレオペラ、ダッチワイフのダンスパフォーマンス、裸影絵などの人気演目の他に、「時代が早すぎた」のが理由で滑ったフレディ・マーキュリーのネタなどもリベンジ上演された。久本は「下ネタが多いですね(笑い)。ワハハ本舗を作った時に、60歳になってもバカなことをやっていたいと言っていました。夢がかないました!」と笑った。