7人組ダンスボーカルユニット、DA PUMPが13日、東京・日本武道館でライブを行った。

02年9月22日に初の全国アリーナツアーの最終公演を行って以来、16年9カ月ぶりに“アーティストの聖地”に立った。

1曲目から大ヒット曲「U.S.A.」で盛り上げ、メンバーが高さ約8メートルのお立ち台から登場すると約1万人のファンは総立ち。ISSA(40)が「武道館、盛り上がっているか~」と絶叫して鼓舞し、「今日は来てくれて本当にありがとう!」と声を張りあげた。

公演前の会見ではKENZO(34)が「(14年に)7人体制になって、ISSAさんを武道館に立たせて同じ景色を見たかった。今日は夢の1つがかなった」と興奮気味に話していた。 ライブ本編はヒット曲「ごきげんだぜっ!」「We can't stop the music」「桜」などの歌唱で盛り上げ、アンコールでは8月7日発売の新曲「P.A.R.T.Y.~ユニバース・フェスティバル~」を初披露。これには、米国で大流行している動きを取り入れた。サビは両手を交差させて小刻みに体を震わせるポーズで、発案者のTOMO(38)は「バイーン」と名付けた。ISSAは「1回聞いたら忘れられないメロディーとダンスです」とアピール。ほかに「レインボーダンス」と「ゾンビウオーク」もあって「これは覚えやすい」と太鼓判を押した。「U.S.A.」の「いいねダンス」のように老若男女に愛されるポーズになりそうだ。

約2時間で20曲を披露したステージを締めくくったのも、やはり「U.S.A.」。会場を埋める全員が、7人のメンバーと一緒に「いいねダンス」を楽しんだ。

公演は14日も武道館、7月7日に大阪城ホールでも開催する。