女優浅野温子(58)が、16日放送されたBS-TBSの時代劇「水戸黄門」第2シリーズ(日曜午後6時)で俳優武田鉄矢(70)と28年ぶりのドラマ共演を果たした。

武田が主役の水戸光圀を演じる同ドラマに、浅野がゲスト出演。宮崎・延岡名産の染め物を手掛ける老舗のおかみ役を演じ、賊に襲われている現場に光圀一行が遭遇し、悪者を成敗するというストーリー。

2人のドラマ共演は91年7月期のフジテレビ系連続ドラマ「101回目のプロポーズ」以来。さえない中年男と事故で恋人を失ったヒロインの恋を描き、トラックの前に飛び出した武田が「僕は死にまっしぇ~ん」と大声で叫ぶシーンで知られる。91年9月6日に放送された最終回に36・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録した。

浅野は3月に体調不良で舞台を降板。現在は休養中だが、撮影は休養以前に行われている。「お話をいただいた時は正直うれしかった。武田さんと水戸黄門でご一緒するのは意外や意外。そもそも、2年前に水戸黄門をおやりになると聞いた時はビックリ。とても楽しかった」と話していた。