女優井上和香(39)が、最愛の父が1カ月前に亡くなっていたことを明かし、「受け止めるのに時間がかかりました」とつづった。

井上は父の日の16日に更新したインスタグラムで、「実は、1カ月前の5月17日に父が天国に旅立ってしまいました」と報告。2月に体調を崩して入院し、一時は回復するも、5月に入ると容体が悪化し、会話をすることもままならなくなったという。「精神力の強いお父さんのことだから、ゆっくりでもまた元気になって退院できると家族も主治医の先生も信じていましたが、その願いはかないませんでした」と、退院できないまま息を引きとったことを明かした。

「本当に突然でみとることも出来なかったので、亡きがらを目の前にしてもその事実を受け止めるのに時間がかかりました。でもそれと同時に、今までたくさんの病気を乗り越えてきた父だったので71歳でまだまだ若いと思いますが、治療などもう辛い思いをしなくていいんだなと思うと、心のどこかでホッとして『お疲れさま』と思ったのも事実です。5年前に母を亡くし、母のことが大好きだった父は、母がいなくなって本当に寂しそうでした。なので、きっと今頃母に会えて喜んでるのかなとも思ったりもします」と思いをつづった。

亡くなって1カ月が過ぎ、気持ちは落ち着いてきたというが、「毎年実家で父が作ったお節を食べて過ごしてきたお正月の事を考えると、本当に両親が亡くなり、実家という絶対に安心できていつでも帰れる場所が無くなったんだなと改めて実感して、涙がでてきてしまいます」と井上。「でも、泣いてたら父もきっと心配しちゃうので、前向きに笑顔で仕事と育児をこれからも頑張っていこうと思います。そして、両親のようなすてきな親になれるよう、日々精進していきます!」とつづった。