振り込め詐欺などの反社会勢力の忘年会に出席していたお笑いコンビ、ガリットチュウの福島善成(41)が17日、都内で映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」(サイモン・キンバーグ監督、21日公開)の公開記念イベントに出席した。

福島は作品中に登場する、青い顔のビーストのコスプレ姿で登場。眼鏡をかけて「青色の船越英一郎です」とボケた後に、相方の熊谷茶(41)やコスプレイヤー・えなこ(25)を相手に、フライパンを曲げるなど怪力ぶりを披露。「ウィー・アー・X-MEN」のかけ声でポーズを決めた。写真撮影後に取材陣から「闇営業について」と声を掛けられると、苦笑いを浮かべて無言のまま引き揚げた。

福島は14年12月に都内のホテルで行われた振り込め詐欺グループの忘年会に、カラテカ入江慎也(42)の仲介で出席していた。所属の吉本興業から、厳重注意処分を受けている。

8日に自身のツイッターを更新して「いつも応援してくれる方、関係者の皆様、ご迷惑、御心配おかけしてしまったこと本当に申し訳ございませんでした。深く反省しております。今後、この様な事がない様に気を付けて行きます」と謝罪している。

入江は会社を通さない“闇営業”を仲介して、他の芸人を巻き込んでの騒動になったことから、4日に吉本興業から契約を解消されている。