音信不通状態から無事帰宅したとされる、4人組ロックバンドKANA-BOONのベース飯田(めしだ)祐馬(28)が19日、同グループの公式ホームページで音楽活動一時休止を発表した。

「飯田祐馬(Ba)、音楽活動一時休止のお知らせ」とのタイトルでホームページを更新。音信不通の原因として「音楽活動の中での、個人的な不安やプレッシャーが原因であったと確認することができました。また、本人と話し合いを進めていく中でも、体調が不安定な状態が見られたため、医療機関にて受診したところ、精神的な病気だということがわかりました」と精神的な問題だったと報告。

その上で、「音楽活動を休止させていただくこととなりました。今後につきましては、本人が心身共に健康な状態に回復するのを待ってから、改めて話し合う予定です」としている。バンドは飯田の休止中、谷口鮪、古賀隼斗小泉貴裕の3人で行っていくという。

同バンドは13日に飯田と音信不通となったことを公表。16日に飯田の家族の報告として、本人が帰宅し、憔悴(しょうすい)した様子だがケガなどはないと明らかにしていた。関係者によると17、18日は病院で精密検査を受けた後、所属事務所などと話し合いを持ったという。

 

◇以下全文◇

いつもKANA-BOONを応援していただき、誠にありがとうございます。

 

この度は、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

飯田祐馬(Ba)につきまして、皆様へお知らせがございます。

この度、本人と話し合いの場を設けることができまして、音信不通になった理由として、音楽活動の中での、個人的な不安やプレッシャーが原因であったと確認することができました。また、本人と話し合いを進めていく中でも、体調が不安定な状態が見られたため、医療機関にて受診したところ、精神的な病気だということがわかりました。

これに伴い本人と相談の上、しばらくの間、治療に専念するため、飯田の音楽活動を休止させていただくこととなりました。今後につきましては、本人が心身共に健康な状態に回復するのを待ってから、改めて話し合う予定です。

その間のKANA-BOONの活動につきましては、谷口鮪(Vo/Gt)・古賀隼斗(Gt)・小泉貴裕(Dr)の3人で行ってまいります。

ライブ活動につきましては、サポートベーシストを迎えた体制で行っていく予定です。

なお、回復に向けて治療に専念するため、休養期間中の本人やご家族、医療機関へのお問い合わせ等はお控えくださいますよう、何卒ご配慮のほどお願い申し上げます。

改めてこの度は、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

(株)ヒップランドミュージックコーポレーション