誰もが小学校で習う「ピアニカ」を自在に操り、独特の演奏法で全国の学校にひっぱりだこの“ピアニカの魔術師”ことミッチュリー。今年も大阪で子どもが主人公の音楽フェスを開く。20日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れた“魔術師”は、23日に服部緑地野外音楽堂(大阪府豊中市)で開催する「ピアニカの魔術師フェス2019」と、同日に先行発売するセカンドアルバムのPRをした。

同フェスは「子どもが主体で楽しめるフェスをしたい」との思いから始まり、今年で3回目を迎える。これまで無料の「ピアニカワークショップ」を計3回開催して、当日は100人を超える子どもたちと一緒に演奏する。また普段コラボレーションすることのないアーティストとの特別演奏も予定しており「子どもも大人もみんなで一緒に音楽を奏でる参加型フェス。絶対に飽きさせない」と盛り上がりを確信する。

同フェスでは3年ぶり2枚目のアルバムとなる「THE GOLDEN SONGS~MAGIC COVERS~」も発売。14曲収録した同作品は「子どもが知っている曲を大人向けにアレンジ。どの曲もイメージを裏切られるものばかり」と声を弾ませる。

今年だけでも、全国の学校で220公演をこなすミッチュリー。「音楽嫌いの子どもを一人残らず音楽好きにさせたい」と意気込んだ。