22日に放送された、古田新太(53)主演の日本テレビ系連続ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(土曜午後10時)最終回となる第10話の平均視聴率が、8・7%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調査で分かった。

第1話の平均視聴率は10・9%、第2話は9・7%、第3話は7・9%、第4話は8・6%、第5話は8・5%、第6話は7・3%で、第7話は8・5%、第8話は7・9%、第9話は8・9%だった。

古田演じるゲイで女装家の現代文の教師、原田のぶおが、新任で赴任した豪林館学園高校で、担任を受け持つ2年3組を、型破りな方法で教育していく学園コメディー。生徒には明智秀一(永瀬廉)東条正義(道枝駿佑)若林優馬(長尾謙杜)らジャニーズのメンバーがそろう。教師は数学で生活指導の長井あゆみ(松下奈緒)、世界史の里見萌(白石麻衣)、原田の赴任を要請した寺尾綴校長を、いとうせいこうが演じる。

最終回では、のぶおが辞めた豪林館高校で、男性教師が意志を継いで女装で指導。3組生徒は、のぶおのための卒業式を計画する。

のぶおは病気のため、入院する。辞めたことに納得のいかない東条には「原田のぶおは死なない」と宣言。卒業式も参加することに。

のぶおのために開かれたひとあし早い卒業式では、のぶおが自作の卒業証書を全員に手渡す。「私がこれだけやりたいことやれてるんだから、あんたたちはもっと、やりたいこと、やれるかもしれないよ」とメッセージを送り去ろうとすると、明智からは卒業証書を送られ、号泣するのぶお。最後に3組生徒のやりたいことを頼まれたのぶおは、屋上から飛び降りることに。3組生徒に受け止められ、明智から「これで死なないよな」と言われたのぶおは、「ありがとね、楽しかった」と笑顔で学校を去る、という内容だった。