3人組音楽ユニット「m-flo」が24日、都内で、デビュー20周年記念曲「EKTO(エクト)」ミュージックビデオ(MV)発表会に出席した。

新曲についてVERBAL(43)は「エクトプラズムを略したオリジナルワードで、魂の叫びや思いを天に向けて飛ばそうという思いを込めた」と説明。LISA(44)は「久しぶりのバラードでシリアスなラブソングだけどかっこいいラップも入っているので、クールなバラードになっていると思う」と話した。☆Taku Takahashi(45)は「僕らが求められていることは何か、僕らが本当にしたいことは何かに向き合っているタイミングにできた曲です」とした。

MVはハワイ州観光局のバックアップで実現した。壮大な自然の中で、真っ赤なドレスで歌うLISAの姿が印象的だ。LISAは「自分たちがデジタル音楽なので、自然の強いエナジーとコラボさせるのにどうしたらいいのか、最初は自然の力に正直びびったし、負けたと思った」と明かした。だが「負けたらm-floの楽曲が薄まると思って、ネーチャーとメークラブしてこのコラボが実現したと思う。ハワイの力はすごいです」と興奮気味に語った。

m-floは今年20周年だが、LISAが02年に一時脱退、15年後の17年に復帰してる。だが☆Taku Takahashi、VERBALはともに「別居みたいなもの」とした。LISAも「普通に新曲も作っていたし、そんな疎遠な感じはなかった」と話した。

今後のm-floについて☆Taku Takahashiは「20年間やってこれたのはいろんな人に支えられてきたからです。その中で今のトレンドに添い寝するのではなく、新しいものを提示するチャレンジをずっとやり続けられていることに感謝しています。それを未来も出していきたい」と語った。