欅坂46のキャプテン、菅井友香(23)が27日、都内で行われた「馬術競技スペシャル講座 with 菅井友香」イベントに出席した。日本馬術連盟の「馬術スペシャルアンバサダー」を務めている。

17年に初めて馬術スペシャルアンバサダーに就任し、今年で3年目となった。「小さい頃から馬が大好きで、馬や馬術に関わるお仕事がしたかったので、こういう形で関われるのは本当にうれしく、幸せに思っています」とあらためて喜んだ。「来年には東京オリンピックも控えているので、ワクワクしています。私も、馬が大好きなアイドルとして、馬や馬術の魅力を伝えていければと思います」と意気込んだ。

小5で始めた乗馬が特技で、高1の時、「第28回全日本ジュニア馬場馬術大会2011」のチルドレンライダー選手権で2位に。欅坂46加入後の17年にも障害馬術の東関東馬術大会で第1位になるなどの実力者。馬とのエピソードを聞かれると、「数えきれないくらいあるんですけど、その中でも競技で結果を出せたときはうれしくて。入賞するとリボンをいただけるんですけど、リボンを馬に見せたりすると、なんとなく誇らしい顔をしてくれたりするんです」とほほえんだ。

その後は「馬術競技スペシャル講座」の講師“菅井先生”として、馬術競技について報道陣らにレクチャーした。「トップレベルの大会で、馬が飛ぶ障害物の高さはどれくらいですか?」と尋ね、「なんと、160センチくらいです! 私の身長が166センチなので、私の上を軽く跳んでしまう感じです。すごい迫力ですよね」と分かりやすく説明した。

障害馬術では、大会によって開催地にちなんだ障害物がある。菅井は「ロンドンオリンピックでは、ビッグベンの障害物がありました。東京オリンピックでは、おすしとか、あるんですかね~」と想像した。司会者から「てっきり、(話の流れから)東京タワーとか、スカイツリーとかかと思いましたが…」とツッコまれ、笑いを誘っていた。

講座を終えると、「馬術競技のポイントは、なんと言っても選手と馬の信頼関係に尽きると思います。東京オリンピックに向けて、私ももっともっと勉強して、馬術の魅力をお伝えしていきたいです!」とあいさつし、拍手を浴びた。