女優石原さとみ(32)が主演するTBSドラマ「HEAVEN?~ご苦楽レストラン~」(7月9日スタート、火曜午後10時)の制作発表会見が1日、緑山スタジオで行われた。

フレンチレストランの風変わりなオーナー、黒須仮名子役の石原は、赤いジャケットに黒いパンツ、ゴツめのイヤリングと指輪を付け、ゴージャスな雰囲気。志尊淳(24)が「現場で、大阪のおばちゃんと呼ばれています」と言うと、石原は「ちょっと~」と赤面。勝村政信(55)も「見ての通り」と笑い、「若いのに気を配ったり」とフォローしながら「本人はツッコミだと思っているけど、ド天然なんです」とオチをつけた。

福士蒼汰(26)は、石原について「現場でおにぎり炊いて、握ったやつを配ってます」と女子力を披露。ただ、石原は「配るつもりなかったんだけどね。段田さんと健康話をしていて、(石原が)楽屋で炊飯器を持ち込んで炊いてる、という話をしていて、(おにぎり)渡しに来ますね、と言ってたら隣の楽屋に…」と言うと、勝村が「その声が筒抜けなんです。隣にも来ると思うじゃないですか。そのまま自分の楽屋にいなくなって。普通、うちにも来るだろうと。その話を全員にしたら、イヤイヤ配ってくださって(笑い)」と再びツッコんだ。

石原は「ついに3合炊きました」と苦笑いしつつ「炊飯器炊いてて、水分量難しいんですけど、空けた瞬間にふわ~っといい香りと共に、うまく炊きあがった時は、幸せな気持ちになる。おにぎり握りながら、みんな塩加減どのくらいがいいかな、とか。楽しかったです」と笑顔で振り返った。

司会の山内あゆアナが趣味の回文を披露するコーナーで、出演する岸部一徳にちなみ「好き岸部式キス」と披露すると、石原は「気になりますね」と興奮し、「岸部さんキスシーンありましたからね。岸部式、ありますね」とノリノリ。「岸部さんはおちゃめ。インスタグラムの写真とかも、私の上に岸部さんがしっかり乗ってくださって」と、岸部をヒザに乗せたエピソードを明かし、岸部も「私のヒザに乗りなさいよ、と言われたんですよ。一瞬どうしようかと思いましたが、こんな機会を逃したら…」と照れ笑いした。

4月期の同時間枠は好調だった「わたし、定時で帰ります」。石原は今作について、「みなさんが忙しかったり、精神的にも体力的にも疲れたな、という日々だと思うんですけど、絶対、この作品見て、疲れるわけでもなく、考えさせられるわけでもなく、肩の力抜いて何も考えず見られるドラマって、そして悪い人が1人も出てこない平和なドラマって、もしかして今までなかったんじゃないかなと思って。正直、賭けな部分もあるんですけど、皆さんの疲れが癒やされたり、明るくなったり、なんか見ちゃう、と言ってもらえるドラマになれば、と思ってます」と、プレッシャーと同時に、ドラマにかける気合も見せた。