NHKは10日、「NHKスペシャル『食の起源』」を11月にスタートさせ、TOKIOがナビゲーターを務めると発表した。テーマは人類の進化から探る理想の食。健康、長寿をもたらす食に関する情報があふれる中、メタボ、糖尿病、心臓病、高血圧など食が引き起こす病は増えるばかり。何をどう食べたらいいのか。そんな疑問に答えることを目指し、TOKIOが現場に飛び出し、知られざる食の世界を体感し、人類と食の進化を知ることから見えることを紹介するという。月に1回、来年3月まで全5回の放送予定という。

城島茂は「食事に関するこれからの時代の常識がまた変わってくるんじゃないかなと予感しましたね。食事をする時に、自分の体の中でこの食べ物がどう分解されているかなんて知らないで食べているけれど、『こういうことがあるんだな』って知った上で、これからどうしようか、何を食べようかって考えることが大事なのかもしれないですよね。これから楽しみながら番組をやっていきたいと思います」とコメント。

国分太一は「個人によって違う遺伝子を持っているわけだから、自分に合う食べ物が人によって異なるのは当たり前ですよね。今回の番組で、人類が各時代の食生活に合った体の変化を起こしながら生きてきたことが分かるし、自分たちに合う食べ物を、子どもたちにも『食育』で教えていくことの大切さもすごく感じました。もうちょっと深く食と向き合うきっかけを、視聴者の皆さんにお伝えすることができたらいいなと思います」。

松岡昌宏は「現代は食が豊かになっていることのメリットもあれば、デメリットもあるということを、改めて感じました。いろんな情報がある中で、惑わされることなく自分に合った選択肢を見つけることが大事なんだなと思いましたね。第1回のテーマで言えば、日本人の主食である『ご飯』は太りやすいと敬遠されがちだけれど、やはり自分の食生活の中に上手に取り入れて、おいしく食べていきたいなと思いました」。

長瀬智也は「人類の進化から食を見ると、おもしろい発見がたくさんあるし、食に対する観点が変わると感じました。何をどのように食べるのが良いか、その“正しい答え”なんて、きっといくら考えても出ないんだろうけれど、現在の人類がどこまで食を理解できているかを知ることは今後僕たち自身が生きていく上で役に立つでしょうし、番組をご覧になる方たちにもそれが届くといいなと思います」とコメントした。