嵐の松本潤(35)が12日、NHK情報番組「あさイチ」に生出演し、9日に死去したジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長(87)への思いを語った。

嵐は今年CDデビュー20周年を迎えるが、松本はコンサートの演出や放送されたNHKでの秘蔵映像、出演するドラマのことなどを話した。

その後、亡くなったジャニー喜多川社長の話になり、「エンタメの僕をつくってくれたのはジャニーさん」と感謝した。「いろんなことを教わった。今いるのも、エンターテインメントの世界に引っ張ってくれたのもジャニーさん」と振り返った。

松本がコンサートの演出を考えた時も「ユー、そのままやっちゃいなよ、と言われた。褒めて育ててくれた。怒られたことない」と話した。また、亡くなった時に松本の母から自分に電話がきて、少年時代にレッスンなどで遅くなった時にジャニー喜多川社長から母のもとに電話があり、泊まったり、ちゃんと帰したことなどを報告してくれたことを明かされた。「プロデュースだけでなく、人と人の接し方をずっとやられている。温かく育ててもらった」と振り返った。

ジャニー喜多川社長が甘党でもあったことを明かした。ある時、「グレープフルーツを切ってくれて、砂糖をいっぱいかける。とても甘かった。いい思い出です」と言った。

ジャニー喜多川社長が倒れてから「病室にいろいろなメンバーが集まって、エピソードを話していた。特別な時間だった」と話した。

松本は1日、都内で行われた嵐初展覧会の会見場で、メンバーを代表する形で、ジャニー氏の入院について報道陣に報告していた。