東京・池袋東口に19日午前、大規模商業施設「キュープラザ池袋」がオープンした。

地下2階、地上14階で、4階から12階を東日本屈指の巨大シネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」がしめている。ほかにも14階のバッティングセンターや、カフェ、レストランなど計16店舗が入っている。開幕セレモニーには、埼玉出身のタレント若槻千夏が登場。東武東上線沿線で育ち、池袋への愛着が強いという。

目玉はなんといっても、佐々木興業が運営するグランドシネマサンシャイン。12スクリーン、計2443席で、首都圏屈指の規模。東日本で唯一の「IMAXレーザー/GTテクノロジー」方式を採用したシアター12は、高さ18・910メートル×幅25・849メートル。6階建てマンションに相当し、常設の商業映画館としては国内最大という。またシアター4に、日本で初めて体感型アトラクションシアター「4DX」と3面マルチプロジェクション上映システム「ScreenX」を融合したスクリーンを導入。エスカレーターに古今東西の名画のポスターをずらり展示するなど、映画ファンにとって幸せな空間となっている。同社の佐々木伸一社長(53)は「今の時点で最高のシネコンをつくりました」と自信をみせている。