お笑い芸人のたむらけんじ(47)が、闇営業問題で謹慎処分を受けた後輩芸人の処分撤回を吉本興業に訴えた。

たむらは24日、インスタグラムを更新。「今、いろんな理由でコケにされてる(ばかにされてる)吉本の僕が言うのもおこがましいのかもしれませんがメディアの皆さんにお願いです」と書き出し、「吉本の問題を扱って頂く時に宮迫さん達が会見の最初にした謝罪の映像も流してもらえませんか?」と嘆願した。

「あの会見は告発会見では決してないんです。1番の目的は被害者の方、世間の皆さん、ファンの皆さん、関係者の皆さんへの謝罪だったのです。謝罪会見が遅れた経緯を正直に話すとどうしても本当は言いたくなかった事もお伝えしないといけなくなった結果あんな形になったんだと思います」と説明。騒動の発端は宮迫本人であることを強調した上で、「宮迫さんが悪いんです! 宮迫さん自身も今でももちろんそう思ってはります。そして今の世の中の空気感にも不安を感じてはります。なので、詐欺被害者の方を始めとした全ての方への謝罪の言葉を流していただきたいんです。よろしくお願いします」と呼びかけた。

続けて「もう一つ宮迫さんが心配してるのは謹慎中の後輩達の処遇です。ここからは会社にお願いです」とし、反社会的勢力からギャラをもらっていたことを当初から認めながらも謹慎処分を受けた後輩芸人たちについて、「それなら当初の厳重注意処分に戻すのが当たり前ではないですか、僕はそう思います。当然、反社会的勢力だということ知らなかった事もあきらかです」と主張。「うそをついていなかったとの文章も添えて会社に早く処分解除を発表してほしいんです。子供が居てる芸人達は子供にどう説明したらいいのかと苦しんでいました。子供達もやはり学校でいろいろ言われたとも聞きました。早くその汚名を晴らしてあげてください」(原文まま)とした。

たむらは、後輩芸人たちがすでに謝罪をしただけでなく、受け取ったギャラ分を寄付し、税務修正申告を終え、さらに社会的制裁も受けたとし、「もう、早く助けてあげてほしい。後輩達を助けられるのは今は吉本興業しかないんです。会社に直接言え! と言われるかもしれません。言いました!! 早く助けてやってくれと言いました!! でも、まだ動かないので書かせてもらってます。『ええカッコすな!』って言われてもいいです! ええカッコして後輩達が帰ってくるなら、ええカッコし続けます! 会社もええカッコして!どうか早くあいつらと仕事させてください! よろしくお願いします」と訴えた。