日本テレビの小杉善信社長(65)の就任以来初となる定例社長会見が29日、都内の同局で行われた。

吉本興業の問題について、極楽とんぼ加藤浩次(50)が同局情報番組「スッキリ」(午前8時)MCという立場で個人的意見を発信したことについて、小杉社長は「MCの加藤浩次さんの発言については、賛否さまざまな意見をいただいております。それについての考え方を公表するというのは控えたい」と述べた。その上で、「加藤さんが言われたのは、『(吉本の)経営陣が辞めなければ私も辞める』ということですがそれに関しては、仮定の話なので、我々としては、仮定の話に答えるつもりはありません」とした。

加藤の番組降板などについても「全く考えておりません」とした。

小杉社長は、番組への意見の、数値的なものは「把握していない」とした。またスポンサーへの影響について「加藤さんの言動について、スポンサーから何かあったとは、営業からは聞いておりません」と述べた。