お笑いコンビ、バイきんぐが31日、都内でゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」の新バージョン発表会に出席し、かつて所属していた吉本興業の闇営業問題について語った。

小峠英二(43)と西村瑞樹(42)は、96年に大阪の吉本興業の養成所NSCに入った。その後、大阪で活動していたが、芽が出ないため99年に上京した。小峠は「僕らが吉本さんにお世話になった時は、底辺も底辺。ライブも月に1回あるかどうかだった」。西村は「3年くらいですね」と振り返った。

契約書については「月に1回ライブがあるくらいだったんで、ありません。お笑いがやれれば事務所はどこでもいいと思っていたので、(結局は)東京に行こうと思いました」。

現在はソニー・ミュージックアーティスツに所属している。「今も、契約書はありませんよ。契約なんてやったこともない。うちの事務所で契約しているのは小梅太夫くらい。だから、出て行って欲しくても、(会社は)切れない(笑い)。お笑い芸人で、ちゃんと契約しているのなんて、あまりいないですよ」と話した。

謹慎処分になっている吉本興業の芸人の復帰へ向けての動きについては「記者会見もあって、全部出ちゃったし、もうこれ以上は大きくならないでしょう。謹慎期間を経てるので、良かったと思う」。西村は「謹慎期間を経て、ちゃんと戻ってくるなら、一緒にお笑いをやりたいなと思う」と話した。

発表会には、ロックギタリストのマーティン・フリードマンも出席した。