7日放送の東山紀之(52)主演テレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の4回の平均視聴率が11・4%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は13・2%、第2話は13・1%、第3話は11・0%だった。

東山演じる天樹悠を中心に、個性豊かな刑事たちの活躍を描く人シリーズの第5弾。事件の複雑化を背景に、警視庁独自の部署として「専従捜査班」が発足。天樹は「刑事資料係」との兼任となり、仲間と難事件の捜査にあたる。共演は前シーズンに続き田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也。

第4話のゲストはかとうかずこ、長谷川朝晴。東京郊外の林道で、胸を刃物で刺された高校生・池添俊也の遺体が見つかる。遺体の側にあったスマートフォンを確認した専従捜査班の青山新(塚本)は、被害者が「悪魔に殺されるかもしれない」と書き込んだSNSを発見する。

法医学教授の堂本俊太郎(北大路)によると、今回の被害者と去年担当した事件の被害者で、両親の無理心中に巻き込まれた息子・田所信一は同じ高校の生徒だという。この共通点に引っ掛かった天樹悠(東山)が無理心中事件の資料を調べると、信一がノートに「悪魔に取りつかれている」と書き残していたことが分かる。