女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の8日に放送された第112回の平均視聴率が21・5%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、農協の新工場建設の問題は無事に解決した。そして坂場は、人に会ったりしてなつの育った環境を知り、多くの人からの愛情を受けて育ったことを実感し、絵を生み出す力の源を知った。そして坂場はまた、漫画映画を作りたいことをなつに伝えた。後日、組合長の田辺(宇梶剛士)に呼ばれたなつは、静養するため入院した病院を訪れた。すると田辺から「たんぽぽバター」の商標を考えて欲しいとお願いされた。一方、雪月では雪次郎(山田裕貴)が新しいお菓子を企てていた、という内容だった。