歌手misono(34)の夫で、精巣がんによる胚細胞腫瘍のため闘病中のロックバンドHighsidE(ハイサイド)のドラマーNosuke(30)が、がん判明前に体調が悪化するも病院を受診することを遅らせてしまったことへの後悔と反省をつづった。

Nosukeは8日、ブログを更新。「過去を後悔しても仕方がないのですが、ここ最近保険会社の方々とお話をしたり、がん経験者の方とお話をしたりしていて思うのは、僕の場合やはり早く検査に行かなかったせいで事を大きくしてしまったんだなぁと悉く反省をしております」と書き出した。

Nosukeは昨年11月に病院を受診し、がん宣告を受けたが、それ以前から胃や腰の痛みを訴え、周囲から検査を受けることを勧められていたという。しかし、「脅されれば脅される程行かないと言うか…大きな病気でも宣告されてしまった日にはスケジュールも狂ってしまうし…等々。沢山理由はあるのですが、やはり病院自体も電話がつながりにくかったり、行ったら行ったで待たされるし…いろいろ面倒な事を想像して行かない理由を探していた自分がいたのです」と当時の心境を振り返った。

そんな自身の経験から「カウンセリングだけでも時間を取らずに出来ないものでしょうかね。今の僕は検査や治療に時間がかかる事を受け入れることができますが、忙しい人程どうしてもお仕事が優先になってしまいますね。本来、時間がかかってでも命は守るべきですけどね。今の自分の治療過程ももっと気軽にわかれば良いのにな」と状況が改善されることを願ったが、続けて「やはり最低でも血液検査をしなければ情報は薄いんですよね。自宅で血液検査なんて出来るはずないですもんね笑 やはり時間をかけよう。たった一つの命ですから」と思いを改めた。