AV監督の村西とおる氏(71)が、ネットフリックスのオリジナルシリーズ「全裸監督」(武正晴監督)で自身の役を演じた俳優の山田孝之(35)を絶賛し、「世界の『ヤマダ』の時代がやって来る」とした。

村西氏は同作が配信開始された8日、ツイッターを更新。「日本の映像制作者や俳優陣を、ガラパゴスのコンプライアンスに閉じ込められた窒息寸前状態から救い出した記念すべき日。最大7億5千万人が視聴できるという。こんなの見たことあっか、で世界を震撼させる、我が国が誇る制作陣、おめでとう」と祝福した。

続けて「日本の役者は可哀そう、事務所や制作側やテレビ局の都合で屁のツッパリにもならない陳腐下劣なドラマや映画に出演し、稼ぐことを余儀なくされている」と、日本のエンターテインメントを取り巻く状況を憂い、「NETFLIX『全裸監督』で世界の市場に打って出た山田孝之さまを心から応援したい。クロサワ、ミフネの次にきっと、世界の『ヤマダ』の時代がやって来る」とつづった。