歌謡曲はもちろん、演歌、ポップも歌う話題のイケメン歌謡歌手、中沢卓也(23)が9日、大阪市中央区の大丸心斎橋劇場で大阪初となるミニライブを開催。新曲「愛する君へ」を始め、19曲を披露した。

「歌うダイヤモンド、あなたのダイヤモンド、中沢卓也です! 」

第一声とともにライブの幕開けにはデビュー曲「青いダイヤモンド」をチョイスした。アップテンポで、観客も一緒になって口ずさめる曲とあって、会場は一気に熱気に包まれた。続いて五木ひろしの「長良川艶歌」やコブクロの「桜」まで伸びのある歌声を披露。「大阪恋物語」で大阪らしさも演出した。

ラジオのレギュラー番組出演のため大阪には月1回は訪れる「大好きな場所」。関西圏での人気も着々と獲得し、今ライブのチケットは発売開始10分で完売。約200席はこの日、ペンライトや「卓也大好き」などと書かれたうちわで埋め尽くされた。

中澤は「大阪のファンは熱がある。エネルギーに満ちあふれていて、楽しい」と笑顔で話し、ライブ中盤には観客1人1人と歌いながら握手を交わした。

デビュー3年目となる今年。目指すはもちろん紅白出場だ。「ジャンルにとらわれることなく、感動できる曲を届けたい。向上心を忘れずに歌謡界の先頭を引っ張っていきたい」と決意を新たにした。