ダウンタウンの松本人志(55)が11日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演し、闇営業問題による一連の騒動について語った。

吉本興業は8日に、「第1回 経営アドバイザリー委員会」で所属する全タレントと、反社会的勢力との決別などの条項を含めた共同確認書を交わし、その上で従来通りの専属マネジメント契約か、スケジュール調整などはタレント自身がやる専属エージェント契約を書面で締結すると発表していた。

これについて松本は「これにて一件落着とは言えない。ただ最悪の状態は脱した。浜田よりは仕事した。あいつはずっと不倫していた」と冗談を交えて話した。

吉本は9日には無期限謹慎中の芸人のうち、宮迫博之(49)と田村亮(47)を除く11人について、今月19日をもって謹慎処分を解くことも発表していた。

一方、宮迫は、8日発売の「週刊文春」の取材に応じ、今後、明石家さんま(64)の元で再出発する可能性をうかがわせた。同誌によると宮迫は松本に「さんまさんについていきます」との意向を伝えているという。吉本は7月19日、宮迫の契約を解消したが同22日、処分撤回を表明した。宮迫は同誌に対し、同30日に行われた吉本の藤原寛副社長らとの会談で「吉本に戻る気はないし、戻れない」と伝えたと明かし、今後の関係を「結論はまだ出ていません」としていた。

宮迫については、さんまも10日放送の大阪・MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、宮迫の自身の個人事務所入りに「本決まりでもないんですけど、ウチに来てくれるということで」と発言し、ほぼ確実になった見通しを語っていた。