たむらけんじ(46)と月亭方正(51)が12日、大阪市内で大型野外イベント「大阪パフェ」(11月9~10日、大阪・万博記念公園)の開催発表会見に出席した。

方正は会見にはアジアンビューティーをイメージしたという衣装で登場。乳首のかぶりものを使う予定だったが古くて妻が捨ててしまったので、「そうか、アジアンビューティーでいこう」となったという。

このイベントは、たむらと方正が完全プロデュースし、総合司会を務める。「お笑い」「音楽」「スポーツ」「グルメ」「子ども」の5つを軸にパフェのように内容がいっぱい詰まったイベントとなっている。タイトルには、すべての要素を「パーフェクト」に楽しめる意味も込められているという。

イベントは、方正の「(上方落語のために)大阪に来て6年。お世話になった大阪に何か返したい」という思いから始まった。そしてKANA-BOONやフレデリックといった関西のアーティストと話しているうちにその集客力を何とかしたいと思い、たむらに相談したところ、「どうせやるなら大きくやろか」と5つの要素が加わり「大阪パフェ」となった。たむらは「万博が決まったし、大阪のシンボルで吉本の新しいコンテンツを」と話した。

音楽ステージには、ET-KING、スキマスイッチ、たこやきレインボーなどのアーティストが出演。また、たむらと方正が「タム・ホー」というコンビを組みオリジナルテーマソングも披露する。

お笑いステージには、アインシュタイン、アキナ、EXIT、麒麟、銀シャリ、霜降り明星、シャンプーハット、ダイアン、ミキ、ゆりあんレトリィバァ、レイザーラモンRG、和牛といった人気芸人が登場。

フードエリアには、たむらがプライベートで訪れ、フェスに出ないような店舗が出店。たむらがオーナーを務める「炭火焼肉たむら」の出店はないが、たむらは何かとコラボする可能性を示唆した。

たむらは「5年分携わるというか、プロデュースをやりたい。5年後にはみんなが出たいというイベントにして吉本のキラーコンテンツというか、『大阪パフェやったらえらい盛り上がるで』みたいなものにしたい」。

また「5年後にブルーノ・マーズ来てくれへんかな」と外国人アーティストを呼ぶ願望を明かした。方正も「ビヨンセのアメリカンフットボールのハーフショーというんですか。あれのプロデュースをして呼びたい」と大きな構想を語った。