モデルで女優の池田エライザ(23)の監督デビュー作品のタイトルが「夏、至るころ」(来年夏公開予定)に決定し、主演に倉悠貴(くら・ゆうき=19)が起用されることが14日、分かった。映画初主演となる。

同映画は、地域の「食」や「高校生」とコラボした青春映画製作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の一環で、福岡・田川市を舞台に繰り広げられる青春群像劇。企画や出演者の選定も池田自らが行っており、倉をはじめ、全国各地で行ったオーディションをへて、石内呂依(いしうち・ろい=18)も抜てきした。

池田は「倉君の陰と陽のはざまで漂うような立ち姿に、主人公と同じにおいを感じます。呂依君のお芝居を初めて見た時、素直に悔しいなあと思いました。撮りこぼしてしまわぬように、素晴らしさを収めたいと思います」。さいとうなり(25)リリー・フランキー(55)の出演も決まった。