14日放送の東山紀之(52)主演テレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の5回の平均視聴率が11・2%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は13・2%、第2話は13・1%、第3話は11・0%、第4話は11・4%だった。

東山演じる天樹悠を中心に、個性豊かな刑事たちの活躍を描く人シリーズの第5弾。事件の複雑化を背景に、警視庁独自の部署として「専従捜査班」が発足。天樹は「刑事資料係」との兼任となり、仲間と難事件の捜査にあたる。共演は前シーズンに続き田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也。

第5話のゲストは大地康夫、夢宮加菜枝、湯川尚樹ほか。専従捜査班メンバーが休日をとるある日、天樹悠(東山)は15年前、妻と娘に誕生日を祝ってもらったファミリーレストランにいた。思いをはせながら食事をしていると、店内に食器の割れる音が響き渡る。ネイルガンを手にした男・宗片幸一(大地)が店員や客を結束バンドで拘束していたのだった。天樹は警察官と名乗った上で話を聞こうとするが、激高した宗片にネイルガンを放たれケガを負う。

宗片は1年前、娘のあけみ(夢宮)が婚約者の坂木圭太(湯川)に殺され、その後圭太が自殺した事件を警察がきちんと捜査しなかったと憤り、24時間以内に事件の真相を解明しなければ人質を全員殺し、自分も死ぬと言い張るのだった。

天樹から電話を受けた専従捜査班の片桐正敏(吉田)はメンバーを招集し、天樹ら人質を救出するため休日返上で再捜査を始める。