宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」が16日、日本テレビ系(午後7時56分~)で放送され、関東地区の平均視聴率が17・9%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

日本テレビ系の「3週連続 夏はジブリ」第1夜に登場したのは、01年に劇場公開された宮崎駿監督の超大作。物語の主人公は、10歳の少女・千尋。引っ越しの途中で不思議な世界に迷い込んだ彼女は、豚に姿を変えられてしまった両親を助けるために、神々の訪れる湯屋で働くことになる。さまざまな出会いと奇妙な経験を重ねる中で、「生きていくこと」の意味を学んでいく千尋。彼女はやがて、周囲の人々にも大きな影響を与えていき…。湯屋を仕切る湯婆婆や謎の美少年・ハク、カオナシなど個性的なキャラクターたちが勢ぞろい。アカデミー賞長編アニメ映画賞をはじめ世界が絶賛し、今なお、日本歴代映画興行収入第1位に輝き続ける名作だ。

◆これまでの放送日と視聴率◆

・初放送(2003年1月24日)46・9%

・2回目(2004年12月10日)26・1%

・3回目(2007年2月2日)18・6%

・4回目(2009年6月5日)21・4%

・5回目(2011年1月7日)16・5%

・6回目(2012年7月6日)19・2%

・7回目(2014年11月21日)19・6%

・8回目(2017年1月20日)18・5%

・9回目(2019年8月16日)17・9%