若手発掘プロジェクトの舞台「転校生」(27日まで)が17日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで幕を開けた。

高校生たちの1日の描いた平田オリザ作品で、演出は本広克行氏。オーディションで選ばれた男子校版21人、女子校版21人の交互出演で、本広氏は「演出のテーマとして、どこからが演劇なんだろうと思っていて、その境界線を探すということが今回のテーマ。開演前から俳優が徐々に役になっていくことも含めて演出しています」。