演歌歌手坂本冬美(52)が21日、都内で新曲「俺でいいのか」の発売記念イベントを行った。

87年のデビュー曲「あばれ太鼓」と同様に男性目線で歌詞が書かれた“男歌”。「男歌は原点です」と初心に戻って気を引き締めた。

新曲のミュージックビデオでは、小料理屋のおかみにふんしてクレイジーケンバンドの横山剣(59)と共演。「剣さんはシャイな人で私もこうみえて人見知りなの」と収録を振り返った。映像で2人の手が重なるシーンがあり、ファンから「えーっ」の歓声が上がると「皆さんも愛する人を思い描きながら歌ってください」と歌唱アドバイスを送った。

ファンからの「きれいね」の声援には「新人のころは『写真よりも本人の方がすてき』と言われたけど、今は『写真の方がきれい』と言われる。すばらしい修正力です」とジョークで盛り上げた。

昨年の紅白歌合戦では30回目の出場をはたし、今年の出場も期待が膨らむ。「この曲をヒットさせなきゃという気持ちです。あと4カ月。少しずつ地道にいきます」。今年は6月に明治座の座長公演を成功させ、好きなゴルフを1回もしていない。仕事にまい進する1年の締めくくりに「(取材する)皆さんと年末にお会いできたらいいですね」と、31回目の紅白出場を願った。

今月14日には、都内で行われた「サマージャンボ宝くじ」の抽せん会に出席、1等5億円の当選番号の確定に一役買った。自身も3万円分を買っていたが、結果について「6000円だけ当たりました」と明かした。