28日放送の東山紀之(52)主演テレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の第7回の平均視聴率が11・6%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は13・2%、第2話は13・1%、第3話は11・0%、第4話は11・4%、第5話は11・2%、第6話は9・9%だった。

東山演じる天樹悠を中心に、個性豊かな刑事たちの活躍を描く人気シリーズの第5弾。事件の複雑化を背景に、警視庁独自の部署として「専従捜査班」が発足。天樹は「刑事資料係」との兼任となり、仲間と難事件の捜査にあたる。共演は前シーズンに続き田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也。

第7話のゲストは清水紘治、黒川智花、生島翔、阿部亮平、細山田隆人。東京郊外の廃倉庫で、ナイフで首をえぐられた男の遺体が見つかる。500万円ほどの札束が手付かずで残されており、事件は金目当てではなく恨みによるものと思われた。

解剖を終えた東都大学の法医学教授・堂本俊太郎(北大路)は、死後硬直と直腸温度から割り出した死亡推定時刻に通常では考えられないほどの開きがあることから、「仏さんは2度死んでいる」と発言。天樹ら専従捜査班は衝撃を受ける。

海老沢芳樹(田辺)の調べによると、被害者の松永修一(生島)は、共同経営者の尾中勝也(阿部)と経営上の問題で対立していたという。さらに、松永の妻・真由美が過去の交際相手・春日正人(細山田)からのストーカー被害に悩んでいたことも分かる。