29日に放送された大森南朋(47)主演テレビ朝日系ドラマ「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」(木曜午後9時)の第7回の平均視聴率が10・0%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は14・3%、第2話は9・4%、第3話は11・5%、第4話は9・5%、第5話は10・7%、第6話は9・9%だった。

韓国で放送された人気ドラマ「サイン」のリメーク版。大森演じる天才法医学者・柚木貴志が国家権力と戦いながら遺体に残る証拠(=サイン)を探し、事件の真相に迫るストーリー。共演は松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、西田敏行、仲村トオル。

3年前、新人解剖医・中園景(飯豊)の妹・優が襲われた、ゲーム用脚本に沿った連続殺人事件のシナリオに続きがあることが判明した。そこには、とある公園で「幸せそうな5組のカップルに復習せよ」との指令が書かれていた。解剖医・柚木貴志(大森)と景、刑事の高橋紀理人(高杉)は新たな凶悪犯罪を未然に防ぐべく現場に急行する。

そしてもう1つの事件も動きだす。国民的歌手・北見永士を青酸カリで毒殺したと自首し、服役していたスタイリスト・宮島清花が捜査一課に電話をかけてくる。清花は管理官・和泉千聖(松雪)に無実を主張し、面会を懇願。事件直後の解剖で北見の死因を窒息死と確信していた柚木は、真実を明らかにしようと清花と対面するが、一転して「話すことはない」と追い返されてしまう。