4日放送の東山紀之(52)主演テレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の第8回の平均視聴率が11・4%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は13・2%、第2話は13・1%、第3話は11・0%、第4話は11・4%、第5話は11・2%、第6話は9・9%、第7話は11・6%だった。

東山演じる天樹悠を中心に、個性豊かな刑事たちの活躍を描く人シリーズの第5弾。事件の複雑化を背景に、警視庁独自の部署として「専従捜査班」が発足。天樹は「刑事資料係」との兼任となり、仲間と難事件の捜査にあたる。共演は前シーズンに続き田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也。

第8話のゲストは赤座美代子、金井勇太、桜井健一、山崎画大、佐野弘樹。トランクスと革靴だけを身に着けた遺体が見つかり、専従捜査班が臨場する。野々村拓海(白洲)が現場近くにいた老婦人に声を掛けると、菅原充子(赤座)というその女性は、被害者が「工藤」という交番の巡査だという。しかし、指紋から特定された被害者は一戸卓也(金井)という警察官だった。その後、充子が認知症を患っていたことが分かる。

充子を自宅まで送り届ける拓海だったが、充子は「工藤」の右ほおに傷があったと言い始める。後に解剖を担当した法医学教授・堂本俊太郎から被害者の右ほおに傷があったと知らされ、拓海は一戸と「工藤」が同一人物だと確信する。

一方、天樹悠(東山)ら専従捜査班が捜査を進めるうち、一戸が定職につくことができず切り詰めた生活を強いられていたこと、借金を抱えていたこと、それにもかかわらず高齢者向けボランティアに参加しようとしていたことが分かる。