7月9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)のお別れ会が4日、東京ドームで執り行われ、多くの芸能界関係者が参列した。

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近藤真彦(55)が参列後、取材に応じた。

近藤は、ジャニー氏について「レッスンをサボったり、うそをつくと厳しい人でした。子どもがつくようなうそでも真剣に怒ってくれて、勉強になったし、感謝しています」と話した。今日の盛大なお別れ会については「『YOU恥ずかしいよ』って思ってるんじゃないかな、裏方の人だったので。でも喜んでくれていると思う。ドームは大好きな場所でしたから」としのんだ。

17年に発売のシングル「軌跡」について「『YOUはいろんな場面で頑張ってきたから、その軌跡を歌にしたら』と言われて出した」と秘話を明かし、歌手とレーサーの「二足のわらじを認めてくれていたんだな」と感慨をにじませた。また「ジャニーさんにその詩を書いてと言ったら、『YOUそれどころじゃないよ』と言われました。だからタイトルだけつけてもらいました」と笑った。

さらに「『YOUやっちゃいなよ』はよく言われました。バックで少年隊が踊っていた頃、初日に骨折してしまって。それでも『YOUやっちゃいなよ』と。やるしかないので、それでコンサートを2日間やりました」と振り返った。