ブラッド・ピット(55)が元妻アンジェリーナ・ジョリー(44)との破局後、アルコールを断ち、依存症者らのためのミーティングに参加していたことを明かした。

ピットはニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、「僕たちは皆、痛み、悲しみ、喪失感を抱えているのが事実。いつもは隠して過ごしているが、それは自分の中にある。だから、その箱を開けることが必要」と、苦しかった時期を乗り越えた今の心境を語った。

1年以上にわたり、アルコール依存症者たちのミーティングに参加したことも明かし、「他の依存症者たちが、オープンに自分の状況を語っているのを初めて聞いた。他人に批判されたり、自分を批判することもない安全な空間だった。自分の醜い部分をさらけ出すことは、本当に開放感があった。そこに大きな価値があった」と、当時を振り返った。

ジョリーは2016年9月、結婚2年目にしてピットとの離婚申請に踏み切った。自家用ジェット機内で、酒に酔ったピットが長男と争ったのがきっかけだったといわれている。

ピットは2017年、米GQ誌インタビューで、「大学を卒業してから、酒を飲まない日は1日もなかった。結婚してからも飲みすぎが問題になっていたが、今はもう、禁酒して1年半がたつことがうれしい」と告白し、注目を集めた。(ニューヨーク=鹿目直子)