綾野剛(37)が5日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで、主演映画「楽園」(瀬々敬久監督、10月18日公開)完成披露イベントに出席した。

ある集落のY字路で起きた少女失踪事件を中心にしたサスペンス。吉田修一氏の短編集「犯罪小説集」を映画化した。

完成披露を迎え、綾野は「うれしいです。ようやくこの映画が走りだすんだなと、皆さんの顔を見て思いました」と笑顔を見せた。

共演の杉咲花(21)とは以前にドラマでワンシーンだけ共演した間柄。杉咲は綾野のイメージについて「役柄に入り込まれる方だと思っていて、現場でお話しできることはないかなと思っていた」と明かしたが、撮影初日から「『おいでよ、横に座りなよ』と言ってくださって。長野ではおいしいご飯に連れて行ってくださったり」と楽しげに振り返った。また撮影中に迎えた誕生日には、綾野からプレゼントを2つも渡されたといい「すごくうれしくて、優しくしてくださいました」と感謝した。

この理由について、綾野は「選べなかったんです。どっちもいいなと思って。ご本人に選んでもらおうと思ったら、『どっちか悩みます』って言うから、じゃあどっちも!」と説明。杉咲は「初めてです、2つもいただいたのは。ありがとうございます」と改めて感謝し、綾野を照れ笑いさせていた。

佐藤浩市(58)片岡礼子(47)瀬々監督も登壇。