5日放送の大森南朋(47)主演テレビ朝日系ドラマ「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」(木曜午後9時)の第8回の平均視聴率が11・1%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は14・3%、第2話は9・4%、第3話は11・5%、第4話は9・5%、第5話は10・7%、第6話は9・9%、第7話は10・0%だった。

韓国で放送された人気ドラマ「サイン」のリメーク版。大森演じる天才法医学者・柚木貴志が国家権力と戦いながら遺体に残る証拠(=サイン)を探し、事件の真相に迫るストーリー。共演は松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、西田敏行、仲村トオル。

人気歌手の北見永士を毒殺した罪で服役するも不審死したスタイリスト宮島清花、実際に永士の飲み物に青酸カリを入れた所属事務所社長・会田幹彦。2人と共謀した主犯は、次期総裁候補・島崎藤一郎の娘・島崎楓で、北見を窒息死させとどめを刺したのも彼女に違いないと「日本法医学研究院」の柚木貴志(大森)は確信する。しかしその矢先に会田が死亡。ホテルの部屋から飛び降りたとされる会田の遺体は、島崎の秘書・佐々岡充の要請により、島崎と裏でつながる法医学研究院の院長・伊達明義(仲村)が解剖することになる。

捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪)は会田の死に島崎がかかわっていることを立証し、追い詰めようと計画する。千聖の部下・高橋紀理人(高杉)は、死亡推定時刻範囲内に会田の宿泊階で楓らしい女が目撃されていたことを突き止める。司法解剖で伊達が自殺と判断すれば、捜査の続行は不可能になる。千聖はキャリアをふいにする覚悟で、島崎の妨害を封じ込める禁じ手を実行することを決意する。