米俳優レオナルド・ディカプリオ(44)とブラッド・ピット(55)の初共演で話題の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でメガホンを取ったクエンティン・タランティーノ監督(56)が、未公開シーンを盛り込んだテレビシリーズの制作を計画していることが明らかになった。

ピットがニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで明かしたもので、「再編集してキャラクターやストーリーにもっと時間を費やすことで、映画では見られない角度を探ることができる」と語っている。

タランティーノ監督は今年4月に未公開映像を追加して映画「ヘイトフル・エイト」(15年)の全4話からなるミニシリーズを完成させ、ネットフリックスで配信している。「長編映画が生き残ることを望んでいる」というピットだが、編集でカットされた多くのシーンを使ってテレビ版を制作することのメリットにも言及している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)