演出家の宮本亜門氏(61)が8日、「宮本亞門」に改名することを自身のSNSで発表した。読みは「あもん」で変わらない。

亞門氏は「こんにちは。個人ごとで申し訳ございませんが、本日、令和元年9月8日より、宮本亜門の名前を『宮本亞門』へ改名いたします」と発表。4月に発覚し5月22日に手術を受けた前立腺がんについても触れ「ガンを患い、ガン・サバイバーとして、新たな第3幕に突入しました。姓名判断の方とも相談して、これからの人生を最大限謳歌(おうか)するため、亜の旧字体を使い『亞門』とすることにしました」と理由を説明した。

その上で、「日本、欧米、問わず、亞細亞にも進出し、お互いの許しと調和を信念に、自分なりのクリエーションを存分に広げていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。亞門」とつづった。

今後はオペラ「蝶々夫人」(10月3~6日、東京文化会館)や、来年3月にグランドオープンする東京・渋谷のパルコ劇場のオープニングシリーズ「チョコレートドーナツ」舞台版の演出などに携わる。