劇団四季が来年9月10日からディズニーミュージカル「アナと雪の女王」をロングラン上演することが9日、発表された。来年7月に東京・竹芝に誕生するJR東日本四季劇場「春」のこけら落とし公演となる。

「アナと雪の女王」は、13年に公開されて世界的大ヒットした同名アニメ映画をもとに、18年3月にブロードウェーで初演され、ロンドン、シドニーでも上演の予定。「Let It Go~ありのままで」などオリジナル曲に加え、10曲以上の新曲も追加。雪と氷の世界も、本物そっくりの質感で再現される。

四季のディズニーミュージカルは「美女と野獣」「ライオンキング」「アイーダ」「リトルマーメイド」「アラジン」「ノートルダムの鐘」に続いて7作目。過去6作はいずれもヒットし、観客動員数は2400万人を超える。今回の制作費は劇団四季史上最高で、アナ、エルザなど出演者は劇団内のオーディションで決める。客席数は「春」が1500人、同時開場の「秋」は1200人と、以前より増える。「秋」のこけら落とし公演は来年7月で、演目は年内に発表する。