斬新な「和」スタイルで活躍するスーパー日舞の花園直道(31)が10日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、7月にリリースした新曲「百花繚乱~Blossom」をPRした。

4年半ぶり4枚目のシングルとなる今作は春夏秋冬を表現したテンポの良い1曲。曲名は10年前から取り組む自身の公演と同名で「『花園直道』を表現する1曲。“イケイケ”というよりはゆったりとした曲調で声質的にも今まで一番合っている」と自信を見せる。

また同作のミュージックビデオには公私ともに交流のあるデヴィ夫人を迎え、妖艶な雰囲気を演出。「ダメもとでオファーを出したらすんなりOKで。ポケットマネーでシャンパンを購入した」と裏話を披露した。

カップリング曲には花園と東京大学が共同開発し、鹿児島県薩摩川内市が監修した骨折予防体操「きびなご体操」を踊る「きびなご☆レッツゴー」が初めてCDに収録された。花園は「これまでライブや講習会で披露してきて、問い合わせが多かった。待望の楽曲化で、さらに継続して体操をしてくれる人が増えてほしい」とファンの健康にも一役買っている。

関西では11日12時から今福ファミリータウン(大阪市城東区)、16時からイオン尼崎(兵庫県尼崎市)で街頭キャンペーンを行う。

「関西のファンは本当に温かく、すぐに一体感が生まれるので、いつも楽しい」と笑顔。「今年は15周年を迎え、1歩ずつですが自分の表現したいことが形になってきた。まだまだ道のりは長いが、この新曲で新しいスタートを切りたい」と決意を新たにした。