熊川哲也(47)主宰のKバレエカンパニー公演「マダム・バタフライ」(9月27~29日=東京・渋谷オーチャードホール、10月10~14日=東京文化会館)の公開稽古が11日、都内で行われた。

プッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」に材を得て、Kバレエカンパニーの創立20周年を記念して、熊川が世界初演としてバレエ化するもの。

この日は、矢内千夏演じる蝶々夫人が海軍士官ピンカートンと初夜を迎える場面や、華やかなおいらんパレードが披露された。

熊川は「この素晴らしさを感じ取ってほしい。セットや衣装も規模の大きいものになる。この規模の演出のバレエが上演できることを日本人として誇りに思ってほしい」と話した。