俳優古川雄輝(31)が、日中で同時配信される連続ドラマ「LINEの答え合わせ」に主演することが12日、分かった。

原作は大人向け情報誌のネット版「東京カレンダーWEB」で月間2000万PVを数える、同サイト1番人気の連載。東京を舞台に、男女のLINEのメッセージのとらえ方の違いで起こる、恋愛の勝敗や勘違いをテーマにしている。ドラマは原作をベースにしたオリジナル脚本で、古川はイケメンで有能ながら、LINEの使い方が下手なせいで女性と長く続かないITベンチャー社長を演じる。

13年の主演テレビドラマの配信をきっかけに中国でブレークし、中国版ツイッターWeiboのフォロワー数は340万人超の古川は「何度も現地でお仕事させて頂いていて、ファンの方がたくさんいる中国での同時配信をとてもうれしく思います」とコメント。「文章でのコミュニケーションは万国共通で、特に好意のある相手にはどのように返信すれば良いかわからないこともあると思います。ぜひ中国の皆様にも楽しんで欲しい」とアピールした。

同作は国内の制作会社ROBOTが制作。日中の大手配信プラットフォームで、来春にも同時配信スタートの予定。

◆最近のネット配信ドラマ ネットフリックスで今年8月から世界190カ国に配信された「全裸監督」は、AV監督村西とおるとAV女優黒木香をモデルにした作品で、芸能人らからも高く評価され、第2シーズン制作が決定している。アマゾンプライムでも、ディーン・フジオカ主演のオリジナル作品などを配信。地上波のスピンオフが放送されるケースもあり、Huluでは日本テレビ系「あなたの番です」最終回放送後に、スピンオフ「扉の向こう」に視聴者が殺到し、サーバーがパンク寸前となった。