歌手小林幸子(65)と俳優伊東四朗(82)が、いい年を取る生き方を先駆的に実践している人などを表彰する「第17回グッドエイジャー賞」を受賞し、12日、都内の授賞式に出席した。

小林は、若く見える他の受賞者が、実は85歳と知ると驚き、「私、すごく若い。元気になりました」とニッコリ。続けて「こういう形で素晴らしい賞を頂くことを心から感謝します」とあいさつした。また「新しいことをやることに年齢は関係ない。自分の気持ち。歌を通して生きていきたい。ずっと光っていたい」と語った。会場ではヒット曲「おもいで酒」も披露した。

一方、伊東は「最近はどんなイベントに行っても私は最高齢が多かったが85歳の人も。若輩者という言葉が使えてうれしいです」と笑顔を見せた。元気の源は「ごはんがうまい、うまいと食べられてたら元気と思っている。よくここまで生きてきたなと思う」と語った。また「人生そのものは喜劇と思っている。どこにでも喜劇は転がっている。名刺にも喜劇役者伊東四朗と書いてますが、実際には喜劇役者『でありたい』というのが伏せ字になっています」と語った。