女優デミ・ムーア(56)が、米ハーパーズバザー誌10月号の表紙で全裸ヌードを披露したことがわかった。

米ピープル誌電子版が同誌発売前に写真を公開。ムーアは全裸にピンクの巨大な帽子とヴァンクリーフ&アーペルのダイヤモンドのブレスレットだけを身に着け、プールサイドに座りほほ笑んでいる。長い黒髪を腰まで下ろし、胸は腕で隠れている。

ムーアと言えば1991年、2人目の娘を妊娠中に撮影した妊娠ヌードが米ヴァニティフェア誌の表紙を飾り、世間を騒がせたが、今回は18年ぶりのヌードとなる。バザー誌インタビューでは、「世間の人々がヌード写真のことは覚えているけど、記事の内容は忘れてることに感謝するわ」と冗談を飛ばしたという。

今回は3人の娘たちの子育てなどについて語った他、2005年から2011年まで結婚していた、15歳年下の米俳優アシュトン・カッチャー(41)との結婚生活が破綻し、若い頃に克服していた麻薬や薬物の依存症が再発したことについても告白。

当時について、「人生の一部の謎が、ハッキリと解け始めた。その頃の自分には、キャリアもパートナーも何もなかった」と明かした。リハビリ治療を受け、娘たちとの関係も修復し、現在は依存症から立ち直っているという

長年にわたり温めてきた回顧録「Inside Out」が24日、ついに発売となるが、子供時代から女優として成功するまでの秘話、結婚生活、依存症との闘いなどについて赤裸々に告白。「本の中で名前が挙った人たちが悪い感情を抱かず、いい気分でいることを祈っている」と語ったという。(ニューヨーク=鹿目直子)