12日放送の大森南朋(47)主演のテレビ朝日系ドラマ「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」(木曜午後9時)の最終回の平均視聴率が12・1%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は14・3%、第2話は9・4%、第3話は11・5%、第4話は9・5%、第5話は10・7%、第6話は9・9%、第7話は10・0%、第8話は11・1%だった。

韓国で放送された人気ドラマ「サイン」のリメーク版。大森演じる天才法医学者・柚木貴志が国家権力と戦いながら遺体に残る証拠(=サイン)を探し、事件の真相に迫るストーリー。共演は松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、西田敏行、仲村トオル。

警視庁捜査一課・和泉千聖(松雪)と、その部下の高橋紀理人(高杉)は、次期総裁候補の娘、島崎楓(森川)が国民的人気歌手の北見永士を窒息死させるために使ったと思われる青いぬいぐるみを押収する。

照合検査のため、新人解剖医の中園景(飯豊)は北見の喉から見つかった青い繊維を持って柚木貴志(大森)らが待つ日本法医学研究院へと急行する。景は柚木らに青い繊維を手渡すと、なぜか検査が始まるのを待たずに部屋の外へ出て行く。

その後、ぬいぐるみの繊維と青い繊維が「一致しなかった」という結果が出る。真犯人である楓を追い詰めようとすると権力によって邪魔をされるが、柚木は諦めきれずに事件当日の監視カメラを再確認する。するとある異変に感づく。