熊川哲也(47)主宰のKバレエカンパニー20周年記念公演「マダム・バタフライ」(9月27日初日、東京・渋谷オーチャードホールほか)の稽古に13日、東京・神楽坂の芸者衆が駆けつけた。

プッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」の世界初のバレエ化で、芸者見習いだった蝶々夫人が身を置いた当時の日本文化を知ろうと、芸者衆を招いたもの。芸者衆による三味線、唄、踊りなどを鑑賞し、その後、ダンサーによるおいらん道中も披露した。熊川は「体の中の悪いものが浄化されていくような気がした。ダンサーたちも刺激になったと思う」と話した。