落語家の立川志らく(56)がMCを務めるTBS系朝の新情報番組「グッとラック!」(30日スタート、月~金曜午前8時)の取材会が、このほど東京・赤坂の同局で行われた。新番組への意気込みを気負いなく語り、最後は師匠・談志への“親孝行”を誓った。

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国山ハセンアナ(28)若林有子アナ(23)に挟まれ、セット中央に座る志らくは「自然体でやろうと思っている」と気負いなく答えた。コメンテーターを務める同局「ひるおび!」(月~金曜午前10時25分)にも継続して出演する。

「『ひるおび!』をすさまじく拡大したような気持ち。生活の1つにできれば」と第一声。自身の立ち位置については「MCと言うよりも、ご意見番のようなポジションで」と辛口の意見を発信し続ける意向を語った。

同局の午前帯を“ジャック”することになり、志らくは「来年落語家生活35周年。老成していく時期に何を忙しくしているんだ」と苦笑い。テレビ出演が増え、落語ファンから「将来の名人候補が死んだ」との声も聞こえてくるという。そんな懸念を感じながらも、「人が見ていないステージを見るのが、落語家にとってはプラス。月~金2本(の番組)でいろんなものを見られるんだから。『グッとラック!』のおかげで人間国宝の道が近づく」とジョークで不安を一蹴した。

同時間帯は日本テレビ「スッキリ」、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」などライバル番組がひしめくが、特段意識はしていない。「数字(視聴率)を見て一喜一憂するのは上層部に任せたい」。発言がネット記事になるなど、“アンチ”の存在も自覚しており「テレビに出始めてまだ数年だけど、大した影響力があるんだなと。『ひるおび!』を始めた時、何一つ世間は動かなかったのに、朝メインでやるってなったらこれだけざわつく。テレビで爪痕を残してきたんだなあ」としみじみとこれまでを振り返った。

師匠の談志は、志らくのテレビ出演を望んでいたという。「私がテレビで売れていたらどれだけ師匠は自慢でいられたんだろうと、死んだ後に気付いた。帯のメインをやるなんて親孝行。師匠が生きてたら一番喜んでますね。朝起きて『グッとラック!』見てたと思うよ」と笑った。【遠藤尚子】

◆「グッとラック!」 立川志らくと国山ハセンアナがMC、新人若林有子アナがアシスタント、芸能を高野貴裕アナ、気象を根本美緒がそれぞれ担当。ニュースの他、志らくが詳しい映画などを扱う芸能コーナーも充実させる。テーマソング「おはよう SUN」は木村カエラ書き下ろし。