テレビ朝日を退社する竹内由恵アナウンサー(33)と、後輩の寺川俊平アナ(31)が、「報道ステーション」のスポーツキャスターの座をめぐるうわさに言及し、それぞれの思いをつづった。

寺川アナは7日、インスタグラムを更新。「地元も近いし当時は知らなかったけど同じ小学校に通ってたこともあったようで 立ち位置的にはなんかずっとお姉ちゃんみたいなそんな存在だった」という竹内アナとの思い出を振り返るとともに、「これで熱盛取った取られた問題も終結するんだろうしな」と、うわさに言及した。

寺川アナは2016年4月から「報ステ」のスポーツキャスターを担当し、プロ野球の熱いプレーを紹介する「熱盛」コーナーでブレイクしたが、18年9月に降板。一部では後任の竹内アナが寺川アナを降板させた、といった疑惑が持ち上がっていた。

そんな周囲の声に「そんなの周りから真剣に言われるの、面倒だったもんな。そもそも僕たちは会社員で、なにもポストで仕事してたわけじゃなくて 会社がすきで、仕事がすきで、その時与えられた仕事を目標達成に向かって一生懸命やってきただけだもんな。ポストを目標にしてたわけじゃないんだよな」と寺川アナ。「だから全力でバトンを繋いだし 受け取ってくれて全力で走ってたもんな。別にそれでいいのにさ 気遣ってくれて『いろんなこと言う人もいるかもしれないけど、寺川くんが頑張ってきたのは知ってるから、私も負けないようにちゃんとやるね』ってわざわざ僕のこと見つけて半ベソで言ってきたりしちゃって」と、竹内アナとのその後のやり取りを明かし、竹内アナに「僕も由恵さんに負けないようにちゃんと頑張るよ」とメッセージをつづった。

寺川アナの投稿を受け、竹内アナもインスタグラムを更新。「報ステ」をめぐり、「まさか私が寺川くんの後任になるとは予想もしていなかったです。ごめんね。大切な番組を失ったときの気持ちはよくわかるから、かける言葉もなく気まずくなってしまいました」と明かし、「寺川くんもおそらく苦しんでいて、その間『よしえさ~ん』というあの人懐こい声が聞けなくて寂しかったです。それなのに最後の私のアナウンス部送別会を仕切ってくれて、温かく送り出してくれました。感謝しています。見た目も中身も熱くて人情味あふれる寺川くん、これからも頑張って!!」とつづった。