お笑いトリオ、パンサーの尾形貴弘(42)が9日、都内で「10月9日『仙台牛の日』」の発表会見の司会を務めた。A5、またはB5の評価を受けた黒毛和種の霜降り肉のPRを行った。

いつもはボケまくり、滑りまくることの多い芸風の尾形だが、地元仙台の名産を紹介する会の司会役とあって、ボケを交えながらも汗をかきながら必死の進行。村井嘉浩宮城県知事(59)や仙台出身の俳優黒場麻璃央(26)女優山谷花純(22)とともに、仙台牛を全国に向けてアピールをした。

山谷が村井知事に「みやぎ絆大使になりたい」と直訴して、すぐに認められると、自身も任命されている尾形は「俺なんか、やっとなれたのに…。1分くらいでなれるなんて…」と突っ込み。それでも、最後は得意のフレーズ「サンキュー!」から、出席者全員をリードして「仙台牛、センギュー!」とビシッと決めた。

大役を終えた尾形はご機嫌。「みなさん、しゃべってくれてありがたいですね。MC(司会)業も、ちょっくら、やってみるかな。宗さんも、お年だし」と、調子に乗って地元のミヤギテレビで情報ワイド番組「OH!バンデス」の司会を長年務める、歌手さとう宗幸(70)の後釜狙いに意欲。

取材陣から「『アメトーーク!』の司会が空いてますが」と、吉本興業から契約解消された先輩の雨上がり決死隊・宮迫博之(49)の後任について振られると、真顔になって「戻ってきますから!」と絶叫して否定した。